https://digital.asahi.com/articles/ASM8055GLM80ULFA004.html
５年半ぶりの消費税率引き上げまであと１カ月。外食や小売りは複雑な軽減税率やポイント還元制度への対応に追われ、スタート時に消費者が混乱するおそれも出てきた。前回の消費増税の時にみられた「駆け込み購入」の動きは今のところ、めだってないようだ。
今回、初めて導入される軽減税率で、飲食品は持ち帰って食べれば適用されて８％の税率になる。一方で、店内で食べれば適用外になって１０％となる。それぞれの価格設定や表示方法をどうするのか。外食大手の対応はバラバラだ。
軽減税率ってもっと減額される（０％とか３％とか）のかと思っていましたが、現状維持の８％ではあまりありがたみが無いですね。
それなのに店の方としては「店内で食べるか持ち帰りかによって税込み価格を変える」仕組みが必要だったりして面倒だし、逆に店によっては持ち帰り用は容器代の名目で加算するなどで、税込み価格は統一するというケースもあるようです。
何しても店舗の負担が増える訳ですが、店舗としてはメリットは無いので、「誰が得する軽減税率？」という感じですね。
政府が打ち出したキャッシュレスポイント還元に関してもコンビニチェーンは準備しているようですが、中小の小売店は「何もしない」というところが大半のようです。年配の利用者が中心でキャッシュレスのお客はほとんどいないというのが理由だとか。
