MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『ニトラム』 12:50

アップリンク京都に戻って、

2021年オーストラリア映画
原題:Nitram
ジャスティン・カーゼル監督作品。
1996年4月にオーストラリアのタスマニアで起こった無差別乱射殺傷事件を題材に犯人がなぜ犯行に及ぶようになったかを描いた作品です。
タイトルの「ニトラム」は犯人の名前の綴りを逆にしたもので、周囲から呼ばれていた蔑称だとか。
しかし、作中では主人公が「ニトラム」と呼ばれたのは後半になって、サーフィンに出かけた時ぐらいでしたね。両親がそう呼ばないのは分かりますが、名前(マーチン)さえ呼ばずに「息子」と言ってるのはなぜ?
また、銃規制がゆるゆるだったからか、銃砲店でライセンスが無いのに「登録しなければ」と言って平然と売っていましたね。
終了後のテロップによると事件からわずか12日後には銃規制の見直しが行われ、多数の銃が押収され、廃棄されたそうですが、各州での対応はまちまちで、結局のところ、現在では事件当時より多数の銃が出回っているのだとか。