毎日新聞に2019年5月から293回に渡って連載されていた小説です。
主人公は元警視庁の鑑識に勤務していたが、退職してジャーマンシェパードと共にお手製のキャンピングカーで各地を放浪し、犬の躾教室を開くことで生計を立てていた。
そんな時、疎遠だった妹から連絡があり、アスペルガー症候群の姪が失踪したと聞かされた主人公は愛犬とともに姪っ子を捜し始めるが、その過程で過激派の新興宗教団体の残党に向かったよるテロ計画に巻き込まれていく・・・。
ところで、本作の中に出てくる「犬は所属する群れの中の序列を認識して自分より下位と見なしたものには従わない」という話は聞いたことがありますが、それは間違いという文章も読んだような気がします。さて、真相は？(^_^)
