MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『罪深き少年たち』<PG12> 12:35


アップリンク京都に戻って、スクリーン4にて。

2022年韓国映画
監督:チョン・ジヨン
主演:ソル・ギョング(ファン・ジュンチョル刑事)

スーパーマーケットで発生した強盗殺人事件で3人の少年が逮捕された。
事件は決着したかのように思えたが、真犯人に関する情報が寄せられる。

実際の事件を元にした作品だそうですが、実際に無実が証明されたのは事件から17年も後のことだそうです。
では、邦題の意図は何というのが疑問です。普通に読めば、少年たちはどうしようもない連中?と感じますよね。どういう意図でこのタイトルになったんだろう?
というか、何か「罪深い」点があったのだろうか?
当然ですが、警察や検察側は隠蔽に動いて、事件の1年後に捜査した際には証言を潰されて離島に左遷されたし、定年を前に昔の部下の尽力で復帰してからは妻の店や娘の配置にまで干渉したり、本人には監察の調査が入ったりと、嫌がらせが続く訳ですが、さすがは「狂犬」でしたね。(^_^)
そもそも、事件当時、まともに指紋照合さえせずに自白の強要に頼った捜査をしていたというのが信じられないですね。
いつの時代なの?と思いますが、今世紀のことだと思うと暗澹とした気分になりますね。
また、結果として再審で無罪判決を得たものの、警察や検察の捜査関係者で処罰 or 処分を受けたものがいないというのが「何だかなぁ」という感じです。