MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『FLY! フライ!』【3D/吹】 15:10


TOHOシネマズ二条 スクリーン5にて。

2023年アメリカ映画。
原題:Migration
監督:バンジャマン・レネール
共同監督:ガイロ・ホムジー
出演:堺雅人(マック=父)、麻生久美子(パム=マックの妻)、ヒコロヒー(チャンプ=ハト集団のボス)、黒川想矢(ダックス=息子)、池村碧彩(グウェン=娘)、羽佐間道夫(ダンおじさん)、野沢雅子(エリン=サギ)、関智一(デルロイ=オウム)、鈴村健一(グーグー=アヒル/ヨガインストラクター)、愛河里花子(グーグーの仲間)、芹澤優(キム)、谷山紀章(ジャン)、喜多村英梨(エリー)、他。

渡り鳥なのに小さな池から一度も出たことがないカモの一家が、初めての大移動に乗り出す姿を描いた作品です。
吹替は仕方がないとしても、上映時間の関係で3D版で見ることになりました。久しぶりの3Dですね。また、最近の吹替版はアニメの場合は昔のような「吹替用字幕」をあまり使わず、画面内の文字を直接日本語に書き換えていることが多くなりました。本作でもそうかなと思ったのですが、画面自体の書き換えは無かったようです。
なお、TOHOシネマズの3Dはメガネは有料で、次回持参すればその分(200円)安く見ることができます。

で、内容なんですが、どこからツッコんでいいのか、挙げたらキリがありませんね。そもそも、渡りは冬季にエサが不足するとか、夏季に涼しいところに移動するなど、生活に支障があるから移動するのであって、本作で父カモが言うように、暮らしている池で年中エサに困らず、気候的にも問題がないのなら、わざわざ危険を犯して渡りをする必要が無いのは当然です。鳥はまだ見ぬ新天地を目指したり、冒険を楽しんだりはしないものです。
また、終盤ですが、オウムや食用のアヒルなどが渡りを行うだけの飛翔能力があるとは思えないんですが・・・。食用のアヒルマガモを品種改良したものですが、数メートルならともかく、長距離の飛翔能力はないはずです。
そういう意味でもオコチャマ向けの作品でした。