MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

桂千朝独演会 17:30




天満天神繁昌亭にて。
米朝門下の千朝師匠の独演会です。
夕方からの会だと、大体は18時半から、早いと18時から、遅いと19時から、というのが普通ですが、今日は17時半からと、かなり早い開演でした。
これだと、繁昌亭の昼の部の後、時間が無いので準備が大変だったでしょうね。
今日の演目は次の通りです。

  • 「やかん」桂二豆(18分)
  • 「ふぐ鍋」桂ちょうば(20分)
  • 「地獄八景亡者戯」桂千朝(66分)
  • 中入り
  • 「除夜の月」桂千朝(19分)

今日の「地獄」はやりとオーソドックスな流れでしたが、随所に千朝師匠らしいギャグがちりばめられていました。
で、問題(?)なのが「除夜の月」です。季節外れなのは置いておいて、故米朝師匠作のこの噺ですが、2パターンあって、伏見屋の若御寮人さんが死んだ理由が違います。今日の千朝師匠のは、姑を見送った後、病死したという設定ですが、演者によっては姑にイビりぬかれて自殺したという陰惨なパターンもあります。どちらが好きか、演者さんによっても違うだろうし、観客によっても違うと思います。
σ(^_^)は自殺のパターンの方がじわじわ沁みてくる感があっていいと思います。