MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『レッドシューズ』 13:25


大阪ステーションシティシネマ スクリーン12にて。

2023年「レッドシューズ」製作委員会作品。
監督:雑賀俊朗
出演:朝比奈彩(太田真名美)、市原隼人(谷川拓巳=ジムのオーナー)、佐々木希(谷川由佳=拓巳の妹/真名美の支援者)、森崎ウィン(太田仁志=真名美の夫/故人)、観月ありさ(佐藤志穂=介護職員)、松下由樹(太田葉子=仁志の母)、野田あかり(太田エミ)、小野木里奈(芹沢なつみ=世界チャンピオン)、他。
シングルマザーのボクサー真名美は娘の養育のことで、主人公の義母と養育権を巡って争っていた。
子供を養育することができないのに一緒にいようとするのは親として無責任という批評をみましたが、それを支援するのが行政の役割じゃないのかなと思う。また、義母も孫が可愛いのなら、子どもを母親から引き離すのではなく、金銭的な支援をして、定期的に顔を見せに来てね、という風にすればよかったと思う。やはり、子どもは親と一緒が一番で(虐待する親は別ですが)、引き離されたらそのことが心の傷になります。亡くなったのなら仕方がないですが、生きているのに引き離すのは子どものためにならないと思う。
また、真名美も娘を抱えて、ボクシングで食べていくのは厳しいというのは分かっているはずなので、ボクシングか娘かの選択をするべきだったと思います。
というか、あのラストは何だよ!あれで終わり?あの後、どうなったの?義母は理解したような顔をしていたけど、真名美もチャンピオンにはなれなかったし、「(娘を)もう放さない」とか言ってて大丈夫なのか? なんかもやもやした終わりかたでしたね。
解説には「ボクシングのファイトマネーで生活を立て直すため」とか書いていましたが、新たなアクシデントもあって、無理じゃないのかな?と思う。