MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『非常宣言』 12:25


シネマート心斎橋に戻って、スクリーン1にて。

2022年韓国映画
監督:ハン・ジェリム
出演:ソン・ガンホ(ク・イノ刑事)、イ・ビョンホン(パク・ジェヒョク=乗客/元パイロット)、チョン・ドヨン(キム・スッキ国土交通省大臣)、キム・ナムギル(ヒョンス副操縦士)、イム・シワン(リュ・ジンソク=バイオテロリスト)、キム・ソジン(ヒジンチーフパーサー)、パク・ヘジュン(パク・テス大統領府危機管理センター)、他。
韓国発ホノルル行きの航空機内で致死性のウイルスによるバイオテロが発生。
機内では乗客に発症者が現れ、死亡者も出る中、アメリカが受入れを拒否し、行き先も定まらない上に機長までも死亡する事態に。

ということで、閉鎖空間でのウイルス散布という犯人のいわば「自爆テロ」のようなバイオテロを扱った作品ですが、ちょっと展開がバラバラというか、政府の方針も定まらず、ホノルル行きなのに、一度はアメリカ本土(サンフランシスコ?)を目指すというのも意味不明です。さっさと韓国に引き返すべきでしょう。
なお、乗客がスマホで内部の状況を公開したり、外部の情報を得たりしていましたが、情報統制の点からも、機内の Wi-Fi は切断すべきだったのではないですかね。もっとも、それだと、ラストで困ることになっていましたが・・・。

途中で発症者と未発症者を分ける際に、ちょっとでも症状のある人を発症者の方に送ろうとするおじさんがいました。終盤に韓国国内でも受入拒否者がいることに怒っていましたが、自分が症状者の方に送った女性から「さっきのあなたと一緒ですよ」と言われて、撃沈していたのが皮肉ですね。(^_^)
【追記】ソン・ガンホのアレって、テスト数1でOKにしていいのかな?一発勝負は怖いと思う。もっとも、たくさんテストする人材も時間も無いとは思いますが。
【余談】邦題ですが、「非常宣言」というのは日本語として微妙ですね。正確を期すなら「非常事態宣言」じゃないのかな?と思います。