MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

新元号「令和」、5月1日から=国書で初、万葉集由来-政府、6原案を提示(時事通信社)

政府は1日の臨時閣議で、新たな元号を「令和(れいわ)」と決定した。5月1日の皇太子さまの新天皇即位に合わせ、同日午前0時に元号が平成から改まる。

やはり、M, T, S, H がイニシャルになる年号は選ばれませんでしたね(^_^;)。
ところで、「万葉集が由来」とされていますが、万葉集って万葉仮名で書かれていたんじゃないんですかね? 後世に漢文または漢字仮名混じり文に書き直されたものから取ったということでしょうか?(謎)
記事を見ると『歌人大伴旅人の漢文から引用』とのことのようです。で、『典拠が日本古典(国書)となるのは初めて』とのことですが、当時の漢文って結局は中国の書籍を参考に書かれていたはずなので、純粋に『日本古典』と言っていいかは疑問の余地がありそうです。
問題は元号の切替に伴う諸々の問題点ですね。すでに作成済みの文書に記載されている『平成34年』などに関して、再作成や読み替えの覚書を付けるとなると大変な手間になります。民間企業ではそれを見越して少し前から契約書などの日付を西暦にするように求めるところまあります。しかし、官公庁に関しては「公文書の年表記に関する規則(平成六年)」の規則第三号で『公文書の年の表記については、原則として元号を用いるものとする。』と定められていることから、西暦の併用は許容されても、西暦のみによる文書は認められないようです。