http://digital.asahi.com/articles/ASK1Q3K1KK1QUTQP00G.html
ファンの待ち望んだ稀勢の里の横綱昇進が事実上、決まった。だが、そのプロセスは甘いと感じる。
横綱審議委員会の内規の「優勝に準ずる成績」とは、角界の認識は決定戦に出た優勝同点か、優勝力士に1差。先場所の稀勢の里は、優勝に次ぐ成績ではあったが2差だった。
確かにNHKなどでも「事実上決まった」などと相撲中継やスポーツニュースなどでも堂々と言っていましたが、二場所連続優勝ではないので、横綱審議会で3分の2以上(10人中7人以上)の賛成が必要です。なのに既定事項のように報道するのはどうなんでしょうね? この記事にもあるように貴乃花は二場所連続優勝でも昇進できなかった事例もあるのに比べると甘いと言われても仕方がないですね。
また、「優勝に準ずる成績」とはいうものの先場所は優勝力士14勝だったのに稀勢の里は12勝どまりでしたからねぇ・・・。
久々の日本出身力士による横綱への期待は分かりますが、もうひと場所待ってもいいんじゃないですかね。これで万一、来場所の成績がクンロクとかだったら横綱審議会の見識が問われると思います。