MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

第26回十三噺のにぎわい

月亭八方門下の八天さんが開いている会で、十三にある映画館第七芸術劇場を借り切っての開催。今日の演目は次の通り。

  • 「ぜんざい公社」桂 壱之輔
  • 「借家借り」月亭 八天
  • 「火焔太鼓」三遊亭 春馬
  • 『対談』八天&田中啓文
  • 「茶屋迎い」月亭 八天

この会では東京からのゲストが一席演じることが多いようですが、今日は三遊亭 春馬さんでした。
さて、この対談の席上、衝撃のニュースが八天さんから披露されました。今日、上方落語協会の総会があったそうで、八天さんは所用で欠席されたそうですが壱之輔君が出席して聞いてきたところによれば、真打ち制度を行なう案が出されたようです。詳細は未定ですが、上方で真打ち制度となると戦前以来のことになるそうです。戦後も確か十年あまり前だったでしょうか、一度真打ち制度の実施案が俎上に上ったことがありますが、認定の方法と、興行側の反対で流れたという記憶があります(おぼろげな記憶なので間違っていたらすみません)。
認定の方法は東京のように試験をするのか、以前の東京のように席亭(興行側)の推薦によるのか、その他の方法によるのかという問題です。
それともからみますが、興行側の反対は人気があっても協会で真打ちの認定がされないと興行上不利になるというものだったと思います。また、関西では興行も定席がなく漫才などがメインの演芸場が中心なので真打ち制度に馴染まないという問題もあります。
そういう意味で定席が来年開業し、協会主体の興行が常時行なわれるようになれば真打ち制度への布石にはなるかも知れません。