『浮雲』 10:00
高槻アレックスシネマ スクリーン6にて。
1955年東宝作品。
監督:成瀬巳喜男/原作:林芙美子/出演:高峰秀子、森雅之、岡田茉莉子、山形勲、中北千枝子、加東大介、木匠マユリ、千石規子、村上冬樹、大川平八郎、金子信雄、ロイ・ジェームス、他。
いやー、成瀬の名作と言われた作品ですが、60年経った現在の視点で観たら、酷い男もあったもんだな、という感じです。振り回されたゆき子(高峰)が気の毒な話でした。
【余談】伊香保の女役で岡田茉莉子が出ていましたが、若いですねぇ(^_^;)。
おそらく本作の主要な出演者の中で唯一の存命者だと思います。
【追記】木匠マユリさん(飲み屋の娘役)もご存命のようですが、「飲み屋の娘」と言われてもいまいちピンと来ないんですよね(^_^;)。
その他、森啓子さん(仏印の女中役)もご存命のようです。
『トゥー・ラビッツ』 17:00
シネマート心斎橋スクリーン1にて。
2011年ブラジル映画。
原題:2 Coelhos
アフォンソ・ポイアルチ監督作品。
錯綜する時間軸やスタイリッシュで過激な映像のクライムアクションだそうですが、「過激な映像」はともかく、「錯綜する時間軸」はちょっと苦手かも(^_^;)。
【追記】回想シーンはありましたが、「錯綜する」ほどではありませんでした。
しかし、表面通りに受け取っていたら騙されますね。登場人物は嘘つきばかりです(^_^;)。
あのラストはありなのか?彼はあの彼女との関係は破棄したのだろうか?(謎)
【余談】原題の「Coelhos」は「ウサギ」の意味だそうです。ということで、邦題は原題を英語にしてカタカナ表記しただけのようです。