MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『女の座』 16:30


引き続き、シネ・ヌーヴォにて。
高峰秀子生誕百年記念特集』での上映です。

1962年東宝作品。
監督:成瀬巳喜男
出演:高峰秀子(芳子=長男の嫁)、三益愛子(田村松代=長女)、加東大介(田村良吉=松代の夫)、小林桂樹石川次郎=次男)、丹阿弥谷津子(石川蘭子=次郎の妻)、草笛光子(石川梅子=次女)、淡路恵子(橋本路子=三女)、三橋達也橋本正明=路子の夫)、司葉子(石川夏子=四女)、星由里子(石川雪子=五女)、笠智衆(石川金次郎)、杉村春子(あき=金次郎の後妻)、大沢健三郎(健=芳子の息子)、北あけみ(田村靖子=松代の娘)、夏木陽介(青山豊=雪子の知人)、宝田明(六角谷甲=あきの先夫の子)、団令子(金森静子=芳子の妹)、塩沢とき(アパートの住人)、他。

荒物屋「石川屋」の主人・金次郎が倒れたとの知らせをきっかけに大家族が集合する。その中で唯一の他人、長男の未亡人を軸にして兄弟姉妹の思惑が交錯していく。
解説に小津の『東京物語』へのオマージュも感じられると書いてありましたが、実の子供たちは自分たちのことばかりなのに対して(若い四女、五女はそうでもないけど)、「長男の嫁」は老夫妻のことを気にかけてくれていましたね。
【余談】それにしても、『女の』とこの『女の座』は出演者も共通する人が多いし、時代も近いし、脇役も含めて、続けて見ると混乱しますね。(^_^;)