MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『結婚式・結婚式』 17:35


九条のシネ・ヌーヴォにて。
岡田茉莉子特集での上映です。

1963年松竹作品。
監督:中村登
原作:松山善三『末広』(テレビドラマ)
出演:佐田啓二(奥山次郎)、岡田茉莉子(夏子=長女)、伊志井寛(奥山浩蔵)、田中絹代(まさ=浩蔵の妻)、増田順司(浩一=長男)、丹阿弥谷津子(光子=浩一の妻)、川津祐介(三郎=三男)、榊ひろみ(秋子=次女)、山本圭(史郎=四男)、環三千世(次郎の妻)、田村高廣(松田竜二=夏子の夫/医師)、岩下志麻(甲坂紀子)、東野英治郎(五郎=紀子の叔父)、沢村貞子(しげ子=紀子の叔母)、長門裕之(吉岡=三郎の同僚)、千之赫子(女給照子)、鈴木房子(旅館の女中)、笠智衆(紀子の父=故人/写真)、他。
今日は奥山浩蔵の喜寿の祝い。
兄妹が金を出しあって浩蔵夫婦を京都に遊びにやろうという提案があった。全員が賛成したのは言うまでもなく、まもなく浩蔵夫婦は京都に旅立った。
その旅行中、三郎から紀子と結婚したいという電話がかかった。そうそうに東京に引上げた浩蔵夫婦を待っていたのは秋子の結婚話であった。だが、その相手がアメリカ人と知って浩蔵夫婦は一蹴したのだが・・・。

上映前にスタッフからお断りがありましたが、フィルムの状態がかなり悪く、変色して全体が赤くなっていました。また、縦に筋(傷)が入っていたり、傷んだところを切り落としたのか、音(セリフ)の一部が飛んでいるところがありました。ちょっと残念ですね。
できればデジタル修復版を見たいところです。(音声の修復は難しいのかな)

お話は元々テレビのホームドラマ向けに書かれたものを映画として取り直したものだそうです。それにしても、豪華なキャスティングですね。(^_^)
それにしても三男四女の子供がいる大家族なんて、今では考えられないですね。(^_^;)
ただ、あれだけ揉めていたものが、終盤になってあっさり解決(?)したのは意外というか拍子抜けでした。
【追記】三郎と結婚した紀子役の女優さんが誰だが分からなかったのですが、後でキャストを見て、岩下志麻としって愕然。当然、岩下志麻さんはよく知っていますが、なんかイメージが全然違いましたね。うーん、いまだに納得いかないぞ・・・。(^_^;)