MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

「セクシー田中さん」原作者の芦原妃名子さん訃報、ドラマ化の日テが哀悼「制作にご尽力いただいた」(よろず~ニュース)

https://yorozoonews.jp/article/15136808

日本テレビが29日、昨年10月から同12月まで放送された連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者、漫画家の芦原妃名子さんの訃報を受け、故人を悼んだ。

原作者の意向として、『「必ず漫画に忠実に」。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく。』というものがあったそうです。
文書で取り交わしていたのかどうかは不明ですが、現実的には不可能だと思われる内容ですね。どういう経緯で合意に達したのかは不明ですが、現実には「毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出された」そうで、トラブルになっていたようです。
そもそも、完結していない原作を元に短期のドラマにする以上は原作に無い『結末』を用意する必要がある訳で、原作者もそれをどう了解していたのかが気になります。
ただ、詳しい経緯は不明ですが、原作者の自殺という結果を招いたのは非常に残念ですね。
問題のドラマは昨年10月から放送されたもので、木南晴夏さんがタイトルロールのOL「田中さん」を演じていて、なかなかに楽しめる作品でした。原作は例によって未読です。
なお、個人的には原作のドラマ化、映画化においてできた作品は原作とは別の作品だ、と考えるようにしています。なので、原作でこうだったのに、映像化されたのを見ると全然違う、とかいうことは考えないようにしています。
それを言い出すと、様々な制約を抱えた映画やドラマの場合、原作ありの映像化作品は存在できなくなるので。