MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『人狼 JIN-ROH』<PG12> 14:45


テアトル梅田 シネマ1にて。
「テアトル梅田レトロスペクティブ」での上映です。

2000年バンダイビジュアル、ING 製作作品。
監督:沖浦啓之
演出:神山健治
原作・脚本:押井守
ナレーション:坂口芳貞
登場人物:伏一貴(特機隊員)、雨宮圭(かつて「赤ずきん」だった少女/公安のスパイス)、阿川七生(現役の「赤ずきん」/特機隊に追い詰められて自爆)、辺見敦(公安部捜査員/伏とは特機隊員養成学校で同期)、室戸文明(首都警公安部部長)、半田元(特機隊副長/諜報組織「人狼」を作ったという噂がある)、巽志郎(特機隊隊長)、安仁屋勲(警備部長)、塔部八郎(特機隊員養成学校教官/辺見と伏の恩師)、他。

押井守が展開している架空の戦後史「ケルベロス・サーガ」に連なる作品です。

第二次世界大戦の敗戦国・日本は戦勝国ドイツによる占領統治下の混迷から抜け出し、国際社会への復帰を目指していた。だが、その経済政策は、失業者と凶悪犯罪の増加、またセクトと呼ばれる過激派集団の形成を促していた。

結局は特機隊と公安部の暗闘がメインのお話でしたね。「セクトと呼ばれる過激派」はあくまでも両者の暗闘の道具に過ぎなかったようです。
【余談】前にも書いたけど、「レトロスペクティブ」なんて、一般に馴染みがないし、言いにくいし、意味が分からない言葉をわざわざ使うのはなぜなんだろう、と思う。「回顧展」「回顧上映」でいいだろうと思うのはσ(^_^)だけ?