MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『ザリガニの鳴くところ』 13:35


引き続き、大阪ステーションシティシネマ スクリーン5にて。

2022年アメリカ映画。
原題:Where the Crawdads Sing
監督:オリビア・ニューマン
原作:ディーリア・オーエンズ
出演:デイジーエドガー=ジョーンズ(カイア)、テイラー・ジョン・スミス(テイト)、ハリス・ディキンソン(チェイス)、デビッド・ストラザーン(弁護士)、マイケル・ハイアット、スターリング・メイサー・Jr.、他。
湿地帯で、金持ちの青年が変死体となって発見された。犯人として疑われたのは、その湿地帯で育った無垢な少女カイアだった。
彼女は逮捕され、殺人罪で起訴された。さて、有罪なのか、無罪なのか!?

法廷劇というよりは、彼女の幼いときからの回想的なシーンが続きます。(解説に法廷で、自身の半生について語り始める、とあるのはダウトです)
彼女には動機はありますが、逆に町の人の大半はそれを知らず、「沼地の娘」という見下した先入観の下で彼女を疑います。
また、検察が挙げた証拠も直接殺人を証明するものは無く、アリバイについても弁護士が主張するように町での滞在1時間ですべてを終わらせて立ち去らねばならない等、陪審員は心証に頼った判断を強いられることになります。
で、裁判の結果が出るわけですが、事件から何十年か経ったエピローグである事実が明かされます。うーん、それでいいのか?(^_^;)
【追記】見所の一つは引退したはずの老弁護士がこの裁判の弁護を買って出て、堂々と検察と渡り合うところですかね。