MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

誤って「罰金30円」の略式命令…やり直し裁判に(YOMIURI ONLINE)

  http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111117-OYT1T00297.htm

交通事故を起こして自動車運転過失傷害罪で略式起訴された北九州市内の30歳代の男性会社員について、小倉簡裁の裁判官が先月、罰金30万円の求刑に対し、誤って「罰金30円」の略式命令を出していたことがわかった。
刑法では罰金を1万円以上と規定しており、今回の命令は法令違反に当たる。同簡裁を管轄する福岡地裁小倉支部はミスを認めて男性に謝罪。判決を修正するため、正式裁判を開かなければならない。

「万」を抜いてしまったようですが、お粗末な話です。
ところで、この記事にあるように「判決を修正するため、正式裁判を開」くのはいいのですが、別記事にもあるとおり、正式裁判となると法廷への出廷や弁護士の依頼に伴う費用などこの男性にとっては本来不必要な「被告」としての負担が発生しますが、裁判所は自らのミスであるにもかかわらず、出廷に伴う日当や交通費、慰謝料などについて、『法的根拠がなく支払えない』としているそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111117-OYT1T00355.htm
強いて請求するには改めて損害賠償請求の裁判を起こさないといけないのでしょうか?
根拠が無いというのはミスを想定していないのでミスによる損害を補償する仕組みが無いということなんでしょうね(-_-)。裁判を起こしても損害を認定するのは当事者(?)の「裁判所」ですからねぇ・・・。