シネ・リーブル梅田 シネマ２にて。
2018年フランス＝ベルギー合作映画。
原題：Une intime conviction
監督：アントワーヌ・ランボー
出演：マリナ・フォイス（ノラ）、オリビエ・グルメ（デュポン＝モレッティ弁護士）、ローラン・リュカ（ジャック・ヴィギェ）、他。
妻殺害の容疑者となった大学教授ジャックの無実を信じて奔走するシングルマザーを主人公にした実話ベースのお話です。
死体がなく、犯行日時、犯行方法も不明な中で起訴され、一審で無罪になったものの、検察側が控訴したために改めて裁判が行われるます。
しかし、検察もこの状況でよく控訴しましたものだと思います。特に新たな証拠が得られた訳でもないのに・・・。
ちなみに、実際の事件ではジャックの無罪が確定したものの、妻スザンヌの行方は不明のままで、他の誰かが訴追されることもなく迷宮入りしているようです。
【追記】日本ではこの事件が知られていないためか、本編前に事件の概要と本編が始まるまでの経緯を紹介する字幕がありました。
【余談】この映画の宣伝に「ヒッチコック狂による完全犯罪」なんてことが書いてありましたが、ヒッチコック狂って誰のこと？ ジャックのこと？ それは違うと思うのだが・・・。
