MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『釈迦』 13:20

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九条のシネ・ヌーヴォにて。
「妖怪特撮映画特集」での上映です。

1961年大映作品。
監督:三隅研次
出演:本郷功次郎(シッダ太子=後に仏陀)、チェリト・ソリス(ヤシヨダラ=仏陀妃)、勝新太郎(ダイバ・ダッタ)、川崎敬三(ウパリ=修行僧)、川口浩(アジャセ王)、小林勝彦(アナン=釈迦の弟子)、市川雷蔵(クナラ王子)、山本富士子(ウシャマ=クナラ妃)、中村玉緒(オータミー)、叶順子(マータンガ)、京マチ子(村の女マヤ)、北原義郎(コンダンニヤ)、根上淳(マハーカッサバ)、二代目中村鴈治郎アショカ王)、千葉敏郎(グリハ=ダイバの弟子)、山田五十鈴(カリテイ=夜叉)、月丘夢路(タクシラー=アショカ王第一夫人)、北林谷栄(スミイ=老婆)、杉村春子(イダイケ)、千田是也(スツドーダナ)、東野英治郎(シュラダ=行者)、他。
釈迦族の王子・シッダ太子が身分差別が生む世の無常に悩み、旅に出て出家する。そして長年にわたる修行の末に悟りを開き、太子が「仏陀」となるまでを描いた作品です。
しかし、これのどこが「妖怪特撮映画」なの?(^_^;)
→シッタダ太子が修行中に妖怪の集団が現れて「立ち去れ」と要求しますが、シッダ太子の「悪魔よ去れ」の一言で追い払われました。
クライマックスは釈迦族を追放されたダイバが建造したバラモンの一大神殿都市が激しい地震と地割れで崩壊するシーンで、これは見応えがありました。
それにしても日本初の70ミリ映画ということで、大映が総力を結集した作品だけあって、まさにオールスターキャストですね。
【余談】大映映画らしく(?)、大作でも本郷功次郎 vs 勝新太郎の構図は変わらないんですね。(^_^)
【余談2】北林谷栄さん、この時にすでに老婆役なんですね。まだ50歳ぐらいだったのに・・・。
本編(「貧者の一灯」のエピソード)で見たら、とても50歳には見えなかったですね。