MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『殺人鬼から逃げる夜』<PG12> 13:00

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TOHOシネマズ二条 シアター3にて。

2019年韓国映画
監督:クォン・オスン
出演:チン・ギジュ(ギョンミ)、ウィ・ハジュン(ドシク)、他。
殺人事件を目撃した聴覚障害者が連続殺人犯の新たなターゲットにされて追い回されるというサスペンスです。
概要を聞くと韓国映画『ブラインド』やそのリメイク版『見えない目撃者』を思い浮かべますね。
古くは『暗くなるまで待って』という名作もありましたし、最近では障害者側が反撃する『ドント・ブリーズ』という作品もありました。
そういう中で聴覚障害という新たな状況の中でのサスペンスでしたが、結局、視覚障害者の場合と違って、聴覚障害者だと、一般人に対するメリットを発揮できる場面がないんですよね。聴覚障害者だと背後の気配などに一切気が付かなかったり、他人に意図を伝えるのが不便とか、デメリットしか無いので、ストーリーが盛り上がらないんですよ。ちょっと残念かな。
全体としてはよくできたサスペンスでした。
あと、あの犯人は自分で通報して、パトカーの警官に事件現場を案内したり、服を着替えたとはいえ、わざわざ警察に出頭したり、って普通はしないでしょ?
というか、警察も「目撃者」なら、住所氏名を確認するため、身分証の提示ぐらいは求めそうなものですが、そのまま返すって、ありえないでしょう。