MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『ディア・ファミリー』 9:35


高槻アレックスシネマ スクリーン4にて。

2024年「ディア・ファミリー」製作委員会作品。
監督:月川翔
原作:清武英利「アトムの心臓 『ディア・ファミリー』23年間の記録」
出演:大泉洋(坪井宣政)、菅野美穂(坪井陽子=宣政の妻)、福本莉子(坪井佳美=宣政の娘/心疾患患者)、川栄李奈(坪井奈美=佳美の姉)、新井美羽(坪井寿美=佳美の妹)、光石研(石黒英二=心臓外科の教授)、松村北斗(富岡進=医師)、上杉柊平(佐々木肇=研究医)、徳永えり(柳玲子=研究医)、
満島真之介桜田純=医師)、戸田菜穂(川野由希=佳美の友達の母)、有村架純(山本結子=インタビュアー)、他。

心疾患を持つ娘の寿命があと10年と聞いた坪井宣政は医学的知見が全く無いにも関わらず、娘のために自ら人工心臓を作ることを宣言する。
様々な困難を経て、試作に没頭したのだが、「たとえ明日人工心臓ができたとしても、すでに多臓器不全のため、佳美は助からない」と医師の宣告を受けた宣政だったが、娘の「誰かのためにその技術を役立てて」という言葉を受けて、輸入品しかなく、現場でトラブルが多発していたバルーンカテーテル製作に乗り出したのだが・・・。

結果的に人工心臓はできず、娘は助からなかったものの、娘の意思(遺志?)を受けて、改良版バルーンカテーテルを開発したことで、多くの命を救うことになった宣政であった。
それにしても、日本の医学会も当時は(今も?)閉鎖的な体質なんですね。
【追記】ラストの「礼は娘に言ってください」という台詞は感動的でした。