MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

「電動キックボード不要論」が激化…愛知で起きた“逆走ひき逃げ”事件で被害者は鎖骨・ろっ骨を骨折の大ケガ(SmartFLASH)

https://smart-flash.jp/sociopolitics/273114/

以前から、その危険性や危険走行が指摘されてきた「電動キックボード」。悪質な事故が、また起こってしまった。
「2月3日、愛知県名古屋市中区の一方通行の路上を『電動キックボード』で逆走していた男が、道路を横切ろうとしていた40代の男性に衝突しました。

まあ、問題点はいくつかあって、
(1) 動力付き車両を免許もなく、運転してよいこと。
(2) 条件付きながら歩道を走行してよいこと。
(3) パッと見で、歩道を走行してよい車両かどうか分かりにくい。(乗っている側も理解していない)
(4) 一通の逆走も可否の判断が難しい。(見た目ですぐに分からない)
など、挙げだしたらまだまだありそうですが、基本的には動力車を安易に利用できることには反対です。
これまで、電動アシスト自転車の導入で、「電動」に対して拒否感が薄れていた中で、電動キックボードや電動自転車(モペット)などが、勝手に(違法に)市場に溢れだし、後追い的に特定小型原付などという識別しにくいカテゴリーを設けて、合法化してしまったのは問題が大きいと思います。
検挙された人の話を聞いても大抵は「免許がいるとは知らなかった」とかいうものが多く、報道などで「電動キックボード解禁」などと報じられたのを見て、安易に利用している人が多いのだと思います。
先日の無免許の上に信号無視で自転車と接触して怪我をさせた事件でも、「急いでいた」と言い訳していましたが、免許をもってバイクに乗っている人ならそうそう信号無視なんてことはしないと思います。
自転車に乗っている人は平気で無視する人もいるようですが、それと同じ感覚で電動キックボードを利用されたのでは怖いなと思います。
また、従来は不可であった、モード切替式の電動自転車は自転車モードに切り替えれば歩道走行も可能なんてことが認められた(型式認定が必要?)と報じられていましたが、切り替えずに歩道に侵入する輩が出てこないか心配です。
本当に安全に関わることだけに、安易な規制緩和には反対です。もっとも、すでにやってしまっただけに、今さら規制強化も難しいのかもしれませんが・・・。
少なくとも、徹底的な取締りを行うなどで、警察は違法な利用者を撲滅するぐらいの覚悟で対処してもらいたいです。
先日も違法電動車の取締りを行うというニュースがありましたが、違法なものを摘発しても、啓蒙だけで、検挙しないのだとか、それではダメだと思う。厳しく取り締まらないと、啓蒙なんかでは手緩いと思いますね。