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イタリア下院は16日、培養肉などの合成食品の生産・販売を禁止する法案を賛成多数で可決した。上院は7月に承認しており、近く成立する見通し。法案は「イタリアの食文化と消費者の健康を保護する」ことを目的としている。
新しいものに対する忌避感から安易に禁止するのはどうかなと思います。
もちろん、肉の販売や、それを使用した飲食店では、培養肉だということをハッキリと明示しないとだめだとは思います。
これって、既存の食肉産業の保護が目的なんですかね?建前は食文化と消費者の健康を守ることとしていますが、本音でどうなんだろう?
【追記】先日見た映画『ミート・ザ・フューチャー 培養肉で変わる未来の食卓』はアップサイドフーズ社の開発を追いかけたドキュメンタリーでした。やはり課題は価格、原材料、生産能力などだと思いました。しかし、まさか国レベルで禁止されるとは想定外でしょうね。もしこれが、他の国にも広がると、開発企業にとっては痛手になると思います。