MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

自転車の左側通行に効果ある? 京都市が進める「矢羽根」表示の結果は(京都新聞)

  https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/969135

自転車の左側通行を誘導するため車道に描かれている矢印形の道路標示「矢羽根」が効果を上げている。矢羽根の整備後、車道の左側を走る自転車が6割から9割に増える成果がみられるなどし、京都市はさらに設置を進める方針にしている。

大阪や他の府県でもこのペイントはよく見かけるようになりました。(基本は青色ですが)
ただ、狭い道路に無理やり車道を削る形で描かれている道路もあり、「自転車は『>>』の部分を走りましょう」と言われても、ちょっと怖くて躊躇しますね。
また、京都市内では狭い一方通行の道路の両側に路側帯に加えて、この自転車通行帯が設置されているところも多いのですが、正直、これは守ってられないです。路駐の車があると、それをかわすために右側の自転車通行帯や路側帯にまで踏み込んで走る車も多い(というかそうしないとは知れない)という状況では、まともに守って走れませんよ。
こういう道路では、自転車通行帯が50センチほどしかなく、路側帯を歩いている歩行者が横着して二人横並びになっていると、自転車通行帯にまではみ出ているのをよく見ます。というか、大半の歩行者は自転車通行帯にほとんど注意を払っていません。なので、自転車も、自転車通行帯ではなく、車道部分を走るのが多く、逆に対向車(自動車)が来たら、路側帯にまで踏み込んで自動車をかわすというのが現状です。
なので、あんな狭い道路に持ち込んでも守れないし、守れないという意識が植えつけられると、広い道路でも守られなくなってしまうと思うんですけどね。
だだっ広い堀川通の歩道は、たっぷりとした歩道は、自転車通行部分と歩行者通行部分に分けられていますが、平然と自転車通行部分を歩く人も多く、結果的にそれを避けるために、自転車が歩行者通行部分に乗り入れざるを得ず、せっかくの区分が有効に生かされていないのが現状です。
大阪でも御堂筋のなんば高島屋付近で側道を撤去して広い自転車通行部分を設けましたが、大半の歩行者は気にせずに自転車通行部分を歩いています。なので、ああいうのを設置したら、指導員を現場に立たせて、歩行者が自転車通行帯に入らないように指導して、利用者に意識付けしないと、「設置しました、はいどうぞ」ではなかなか活用されないと思います。