MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『母の聖戦』 9:40


アップリンク京都 シアター2にて。

2021年ベルギー・ルーマニア・メキシコ合作映画。
原題:La Civil
監督:テオドラ・アナ・ミハイ
主演:アルセリア・ラミレス
誘拐ビジネスが横行するメキシコを舞台に、我が子を取り戻すべく奔走する母親の姿を、実話をもとに描いた社会派ドラマ。
犯人に身代金を支払うも娘は返してもらえず、警察にも相手にされないので、。自らの手で娘を救うべく立ち上がったのだが・・・。
いやー、まさかの結末でしたね。実話ベースなので、あまり大きな改変はできないのかもしれませんが、バッドエンドは辛いですね。
なお、ラストシーンの解釈については諸々意見があるようです。いったい誰なのか?母の表情から想像するしかないのですが、考えられるのは、(1) 死んだはずの娘、(2) 決別したはずの夫、(3)
収監されていた娘の恋人、(4) それ以外、となるのですが、どれもしっくり来ないんですよ。また、(4) になると対象が広すぎて想像もできません。はたして、監督が意図したのは・・・。
【追記】2021年の東京国際映画祭では「市民」のタイトルで上映されたそうです。直訳?