MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

京都市地下鉄と市バス乗り継ぎ、新ポイント制度とは 23年3月から事前登録受け付け(京都新聞)

  https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/937397

京都市営地下鉄と市バスの乗り継ぎ割引が来年3月末で廃止されるのに伴い、市交通局は4月から始めるICカードを使ったポイントサービス(愛称・もえポっ)の制度概要を発表した。月額3600円以上の利用者に運賃の一部を還元する仕組みで、バスとバスの乗り継ぎで150円分、バスと地下鉄で120円分が付与される。来年3月から事前登録を始める。

去年の記事ですが、市バスの記事の関連で出てきました。
まあ、これもライトユーザーには使い物にならないでしょうね。廃止された「トラフィカ京カード」は有効期限なしで、いつでも使えて、プレミア分がお得というサービスで、大阪市の「回数カード」と同じ仕組みでした。しかし、この記事で紹介されている制度は月額3600円以上の利用者に限定したサービスなので、市バスだけなら15回以上、地下鉄なら17回以上乗車した人に限定されるので、それ以下の人には乗り継ぎでのポイント付与がないことになります。
そもそも、乗り継ぎ割引は、地下鉄の運行開始で、市バスの一部が廃止され、地下鉄と市バスを乗り継がないと目的地に行けなくなった人への補償として制定されたものなので、1回でも利用したら乗り継ぎポイントを付与するのが筋だと思う。
併せて行われる「利用額ポイント」は月額いくら以上の人にポイントを付与するというのでも仕方がないかもしれませんが・・・。
少なくとも、これまで使用期限なしに使えた「トラフィカ京カード」の廃止を補完するというには全く不十分な制度ですね。
【追記】なお、記事によると、「ICカード用のバス1日券もポイントを活用して新たに始める」とのことです。
ただし、通常の1日券とは異なり、指定日時から日をまたいで24時間使用することができ、一度全ての運賃は差し引かれるが、通常の1日券の販売額の700円を超えた分はポイントとして戻ってくるのだとか。
たとえば、最初から24時間以内に5回乗ると230円×5=1150円ですが、450ポイント(1150円-700円)が戻ってくるのだそうです。これまでのバス1日乗車券と同じようなものですが、使用するICカードは事前登録が必要だという点に注意が必要です。
ただ、記事にある「指定日時から」というのがよく分からないですね。降車時にICカードをタッチする前に運転手に申告するのかな?(京阪バスの1日乗車券はこの方式です)