MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『パリ警視J』 10:00


テアトル梅田 シネマ2にて。
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3」での上映です。

1984年フランス映画。
原題:Le marginal
監督:ジャック・ドレー
出演:ジャン=ポール・ベルモンド(フィル・ジョルダン)、ヘンリー・シルバ(メカチ)、ピエール・ベルニエ(ロジャンスキー)、チェッキー・カリョ(フランシス)、カルロス・ソット・マヨール(リビア)、他。

犯罪シンジケートの親分メカチを追うジョルダンマルセイユでの無茶な捜査のため、メチカの罠にはまり、パリの所轄署に左遷される。
しかし、そんなことには構わず強引な捜査を続けるジョルダンだった。

えーと、あの結末はどうなの?と思う。いくら相手が強引な手法でジョルダンを妨害したり、暗殺を企んだりしたとしても、あれはアカンと思う。
また、「化学者」が殺害された際に犯人を追いかけて逮捕しましたが、証拠が供述だけって、どういうこと?凶器の拳銃を押収して、指紋、旋条痕の照合を行えば犯行は簡単に立証可能なはず。
フランシスが殺された時も派手なカーチェイスの末に何度もクルマをぶつけて犯人を殺してしまったのでは、逆に罪に問われそうですよ。
とにかく、やることが無茶苦茶な刑事さんでした。
【追記】チェッキー・カリョはどの役か?と思って見ていたのですが、まさかフランシスだったとは!若いですねぇ。彼は『ニキータ』のボブ役で知られていますが、けっこう色々な作品に出ているので、気になっている役者さんです。
【追記2】メチカ役のヘンリー・シルバって、アメリカのテレビドラマなどの悪役で見た気がしますね。後で確認しておこう。
【余談】本人の性格を表すためかもしれませんが、リビアとポン引きの件は本筋とは関係ないし、要らなかったんじゃないのかな?