https://trafficnews.jp/post/116230/2
道路交通法が改正され、新しい車両区分「特定小型原動機付自転車」が創設されます。対象となるのが電動キックボード。ほぼ自転車のような扱いになります。
うーん、これはちょっと問題ですね。というか、役人って現実を見ていないのがよく分かりますね。
この改正の中で、『車速を最高6km/hに制御した状態で、補助標識で歩道走行可などとされている区間については、例外的に自転車通行可能な歩道を通行できる』とあり、これを以て記事では「自転車並み」としています。しかし、この「最高6km/h」というのは歩行者より少し速い程度なので、遅過ぎて、その速度以下を維持すると転倒リスクがあって、返って危険です。
また、自転車でも同じことですが、歩道走行時には半分より車道側を走るとか、歩行者優先なので、すぐに止まれる速度で走り、歩行者に対してベルを鳴らしたりしてはいけない、とか守らない無法者が跳梁跋扈しそうな気がします。
今の自転車だけでも歩道は危険が一杯な状況なのに、電動キックボードまで走り出したら、ますます混乱しそうです。
あと、記事には無かったんですが、一方通行の標識には一部を除き「自転車を除く」と書いてありますが、今回規制が緩和される電動キックボードはどうなるのかな？
