MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

床に落ちた天ぷらで客転倒、店が逆転勝訴 避けるの可能(朝日新聞デジタル)

  https://digital.asahi.com/articles/ASP846QGFP84UTIL038.html

スーパーの床に落ちたカボチャの天ぷらで足をすべらせひざを打撲したとして、利用客の男性が店側に約120万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判決が4日、東京高裁であった。平田豊裁判長は「店側に特段の措置をとる法的義務があったとは認められない」と指摘し、一審・東京地裁判決のうち店側の敗訴部分を取り消し、男性の請求を棄却した。

記事にもあるように、一審では男性側が勝訴し、50万円余りの損害賠償を得ており、店側が控訴していたようです。
判決では「事故の2割は落下物が原因」という消費者庁の調査を元にしていますが、一審では「異例ではない」として店の責任を認めたのに対して、二審では「総菜売り場ならともかく、レジ付近で落下することは想定できない」という判断で店側の注意義務を認めなかったようです。
うーん、何とも言えないですねぇ・・。もっとも、怪我した方からすれば、「なんでこんなところに落ちてるの?」となりますよね。また、二審の「混んでいても客が落下物を避けることは困難ではない」としていますが、それはあくまでも目に留まった場合ですよね? 二審判決が指摘するように、通常レジ付近にそんなものが落ちていると思わないのは客側も一緒なので、落ちているの気が付かないことは普通だと思いますが・・・。気が付かなければ避けられませんよね?