http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100128/biz1001281948039-n1.htm
米アップルが27日にタブレット型コンピューター「iPad(アイパッド)」を発表するなど欧米で電子書籍市場が拡大する中、普及が遅れている日本にも、いよいよ活字の電子化の波が押し寄せてくる可能性がある。
この記事ではソニーの失敗はコンテンツの供給体制にあったことを挙げているという点ではまともですね。ただ次のくだりはまだ分かっていないのかなという感じですね。
- 出版社にとっても、端末の画面は従来の紙と比べると小さく、それに合った編集が必要になるなど、新たな対応を迫られる。
こういう発想ではダメでしょうね。書籍や新聞などの中心はやはりテキストなので、テキスト部分に関してはページ単位でデザインするのではなくユーザーが指定した文字サイズで画面の大きさに応じて流し込むだけ、という風にすれば端末表示サイズに関係の無いコンテンツが出来るんですけどね。表示機器ごとに素材を準備するとなるとそりゃコストも掛かるし数をそろえるのも大変でしょう。もうちょっと根本的なところから考え直さないとダメじゃないですかね。