MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

シャープ:ガラパゴス販売終了 9月末(毎日jp)

  http://mainichi.jp/select/biz/news/20110915k0000e020060000c.html

シャープは15日、独自OS(基本ソフト)の多機能端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」(10・8型、5・5型)の販売を9月末に終了すると発表した。米アップルのiPad(アイパッド)や米グーグルのOS・アンドロイドを搭載した多機能端末に対抗した日本独自OS端末は、発売から10カ月で市場から姿を消す。新聞などの定期配信サービスは継続する。携帯電話会社「イー・アクセス」向けに供給しているガラパゴス(7・0型、OSはアンドロイド)は販売を継続する。

まぁ、OSが云々は余り関係ないでしょうね。最初の売り方が悪かったと思いますよ。店頭販売無しで、通販のみって・・・「どこのニッチ商品だよ?」という印象をもたれても仕方無く、とても大手メーカーの販売戦略とは思えないです。
結局、売上げが伸びずに後から店頭販売も始めましたが、スタート時の躓きはリカバーできなかったようです。
もうひとつはやはりコンテンツの提供でしょうね。「新聞・雑誌、書籍など約3万冊のコンテンツ」の内訳が不明ですが、要は「読みたい本が無い」ということでしょう。
アメリカでの Kindle の成功例を見たら分かると思いますが、「コンテンツ数」「利便性」「価格」の3点がポイントだと思いますが、日本で販売されているのはどれをとっても落第なので、今後も死屍累々という事態になりかねないですね。
まぁ、細く長く続けていこうという気概のあるメーカーがあればいいのですが、現在の経済状況では不採算事業の整理というのは各社とも共通しているでしょうからね。
【追記】
ちなみにσ(^_^)が iPod touch で利用している「電子文庫パブリ」も総コンテンツ数がいまだに1万8千点弱で、iPhone 対応は約1万2千点しかありません。iPod touch の機能の中のひとつとして使っているから「あり」だと思っていますが、専用機でこのコンテンツ数ならダメでしょう。そういう意味でガラパゴスは失格だし、他のサービスもコンテンツ数の増加まで維持できるかどうか・・・。増加しないかもしれないし(*_*)☆\バキッ
【追記2】
朝日新聞記事では「初代モデルの販売を終了」となっていますが、二代目モデルって・・・? 「今後は基本ソフトにアンドロイドを採用し(略)最新モデルの販売に注力」するそうですが、これってイーモバで売ってるやつのことみたいですね。