MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

京大、まさかの黒星発進 18:20-20:35

同志社の反撃で盛り上がった第1試合に引き続き行なわれた「国立大ウォーズ」。昨年3勝4敗と苦しみましたが、今年はどうでしょうか?
試合前に気になったのは京大の選手数の少なさです。スタイルしている選手をすべて数えても60人に満たない状況です。ハドルを見ても明らかに小さいですね。

  • 【1Q】神戸のキックオフで試合開始。京大は自陣からの攻撃でピッチミスからロスト。
  • 敵陣深くで攻撃権を得た神戸はこのチャンスに確実にTDで先制。(神7−0京)
  • 一方の京大は攻撃が手詰まりでFDもなし。

 京大オフェンス陣を率いるQB御澤(#3)

  • 京大の右CBはWRの鋤崎がずっと出場。逆に体力を考えて(?)WRでの出場機会は減少か?
  • 【2Q】神戸の攻撃をしのいだ京大は自陣1ヤードからの攻撃でQBを宮下に交替。宮下のキープでいきなり11ヤード前進し、初FD獲得。その後も好調に前進。敵陣まで進んだが、そこでパント。
  • しかし、このパントが失敗で、神戸は自陣40付近から攻撃開始。
  • 京大のディフェンスが甘く、神戸はゴリゴリ前進し、ゴール前へ。最後はRB中井が中央を突破して2本目のTD。(神14−0京)
  • ちなみに神戸もDB矢野川をWRで使う苦しい布陣。
  • 【3Q】京大は最初のドライブでFDを重ね、ようやくゴール前へ。
  • ここでQB宮下の中央突破を2度まで止められたが、3度目にようやくTD。(神14−7京)
  • つづく神戸の反撃を止めることができず、しかし、神戸QB多和のパスを京大LB植竹がインターセプトし、そこから反撃へ。このインターセプトで試合の流れは京大に変わりつつあるようです。
  • 敵陣45付近まで進んだところで3Q終了。
  • 【4Q】3Qから継続の攻撃で京大がTDを獲得。トライも成功し同点に。(神14−14京)
  • 神戸大の攻撃はQBサックもあり、パントに。パントもスナップが乱れ、京大は敵陣42付近で攻撃権を獲得。このあたり、試合の流れは完全に京大へ。このチャンスにRB木戸が中央を突破してそのままエンドゾーンまで走り勝ち越しのTD。(神14−21京)
  • この展開ではこのまま京大が押し切ってしまうというのがよく見られたのですが・・・
  • しかし、神戸は自陣からの反撃でギャンブルを重ねて成功させ、最後はエンドゾーンでフリーになったWR村上へTDパス。さらにトライもエンドゾーンで待ち受けるRB井ノ上に通し、逆転!(神22−21京)
  • 京大の最後の反撃もQB宮下のピッチが乱れ、神戸の選手が押さえて万事休す。そのまま試合終了となりました。

 激戦も終了しました。
京大はスタートQBが予想に反して御澤でした。最初のロストはともかく、その後のプレーでも精彩を欠き、オフェンスが手詰まりなままで流れを掴めなかったのが痛かったですね。2Qから宮下と交替しましたが、攻撃のペースをつかむのがやや遅かったような気がします。
神戸はQB多和からのアクロスのパスが嘘のようによく決まっていたのが印象的でした。京大のDB陣はWRの鋤崎をフル出場さえねばならないほど苦しいのでしょうか? それと神戸が3rdダウンで距離を残していてパス攻撃が予想される場面でOLB森田(登録はDL)を下げてDB泉をいれてバックスを固めていましたが、代わりに本来SFの金がOLBのポジションに上がっている場合が多かったので隊形としては変化は無く、あまり効果的とは思えませんでした。
さて、いきなり黒星スタートとなった京大ですが、昨年も入替戦出場のピンチから見事関学を撃破し、入替戦出場を回避したので、今年も決して侮れないと思います。次節以降どのように立て直してくるのか注目したいと思います。