第104回ジャッキー7 14:00
摂津市民文化センター大会議室にて。
以前は夜の会でしたが、前回から昼に変わりました。地元の方々にとってはこの方が参加しやすいそうです。
今日の演目は次の通りでした。
- 鉄砲勇助/月亭遊真(14分)
- 親子酒/桂雀喜(32分)
- 包丁間男/笑福亭鶴二(40分)
- アンドロイドJ/桂雀喜(26分)
鶴二さんの演目は『お楽しみ』となっていましたが、長いマクラの後、ネタに入っても???状態。おそらくは初めて聞くネタと思われたので、終演後に見送りに立っていた鶴二さんに伺いました。
トリの「アンドロイドJ」は雀喜さん自作のネタで、前にも聞いたことがありますが、やはりいまいちですね。長年練られて完成度を高めてきた古典と違って新作はレベルにばらつきがあり、かなりあたりはずれがありますね(^_^;)。
【余談】前座で出た遊真くんは先日の染雀さんによる「芝居噺の世界」の『風流寄席囃子』で笛を担当していましたね。なかなかのイケメンです。(^_^)
林家染二独演会 夜の部 18:00
堂島のエルセラーンホールにて。
演目は次の通りです。
染二師匠が1年の集大成として毎年この時期に開いています。以前は御堂会館で開いていたのですが、老朽化で取り壊しが決まったため、国立文楽劇場に会場を移し、去年からはこのホールになりました。
冒頭の回想映像は染二師匠の少年時代の映像から入門当時など貴重な映像が並びました。その後の出番で染吉くんが「『偲ぶ会』みたいでしたね」と言って笑いを誘っていました。(^_^;)
「幽霊の辻」は小佐田先生が枝雀師匠のために書いた作品で、小佐田先生の落語作家としてのデビュー作品でした。以前聴いた時はオリジナルのサゲでしたが、今日は変えていましたね。
「文七元結」は東京落語の名作ですが、それの関西移植版です。桂文太師も「文六豆腐」に変えて演じていました。