MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

読了「キネマ探偵カレイドミステリー」斜線堂有紀(メディアワークス文庫)

Amazon kindle で購入して読みました。
必修のドイツ語の単位を落として留年が決定した主人公に担当教授が課した課題はある学生を投稿させることだった。

ということで、映画をほぼ見たことがない主人公と映画マニアで引きこもりの嗄井戸との掛け合いで、諸々の謎を解いていくお話です。
嗄井戸が引きこもりで、アパートの1室から決して出ないので、安楽椅子探偵の一種とも言えますね。
映画好きには嗄井戸が語る映画の蘊蓄も見逃せないところです。(^_^)
【余談】読んでいる途中から気になっていたのですが、作中で主人公が通う大学の名前は英知大学となっています。場所は下北沢付近のようなので、架空の大学だと思います。
作者は実際に同名の大学が関西(尼崎)に存在したことを知らなかったのかな?
もっとも、英知大学は2007年に聖トマス大学に名称変更し、2015年をもって廃校になっていますけどね。
昔、英知大学の時代には模試の会場としてよく使われていて、σ(^_^)も高校時代に何度かそこで模試を受けたことがあります。