MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

このままでは「マイナンバーカード」が次々に失効していく…政府が"保険証廃止"を強引に進める本当の理由(PRESIDENT)

  https://president.jp/articles/-/71410

原因は「ヒューマンエラー」とするデジタル大臣
コンビニで住民票が取れるというのが「便利さ」のウリだったマイナンバーカード。ところが請求したら別人の証明書が誤交付されるケースが出て大きなニュースになった。その後も、「公金受取口座」が他人のマイナンバーに紐付けられていたり、別人にマイナポイントが付与されたケースが相次いで明らかになった。本格運用が始まったマイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」でも本人以外の情報が紐付けられているケースが大量に発覚した。マイナンバーカードを巡る混乱はとどまるところを知らない。

大臣が言う通り、直接の原因はヒューマンエラーかもしれませんが、それをシステム側でチェックするという機能が無かったのが本質的な問題だと思います。人は間違いを犯すものです。それを前提として、システム側で誤りを検知して「エラー」を返すのがシステムに求められる機能だと思います。
人が間違えて入力したものをノーチェックで登録するシステムなんて意味がないでしょう。

河野太郎デジタル大臣は大半の原因は「ヒューマンエラー」にあるとしている。デジタル庁が作ったシステムの問題ではない、と言わんばかりだ。

大臣はこんな発言をしていますが、システムはいかに有効にヒューマンエラーをチェックするかが問われています。
以前に別の記事で見ましたが、今の戸籍システムには読み仮名の情報が無いので照合できないと書かれていました。であれば、今進めようとしている戸籍システムへの読み仮名の(強制)登録が完了すれば、名寄せでの間違いも無くなると思います。そういう意味でもマイナンバーカードは周辺環境の整備が行われる前に推進を強行した結果のトラブルと言えなくもないですね。