MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『赤い天使』 14:25


アップリンク京都 シアター2にて。
大映4K映画祭」での上映です。

1966年大映作品。
監督:増村保造
出演:若尾文子(西さくら=従軍看護婦)、芦田伸介(岡部軍医)、川津祐介折原一等兵)、赤木蘭子(岩島婦長)、池上綾子(津留崎看護婦)、千波丈太郎(坂本一等兵)、他。
戦地の病院に送られた看護婦の西は前線から後送されてくる負傷兵の惨状に驚くが、ある夜、内科病棟に入院する兵士たちによってレイプされる。
という感じで、なかなか衝撃的なシーンが色々と展開されます。もっとも、さすがにこれはトップスターにやらせる訳にはいかないなというシーンは、どう見ても吹替でしたね。(^_^;)
【余談】ユーザーレビューに「宣伝用スチール写真(添付参照)に騙された」というのがあり、「若尾文子がガンガン撃ちまくる、なんてシーンは無かった」と書いていましたが、ラストの部落守備戦では塹壕内からですが、若尾文子も小銃を手にして撃ちまくっていましたけどね。
だいたい、映画のスチールは本編映像とは別に撮影するので、本編には無いようなシーンもよくあります。また、本編と同じような写真だったとしても、編集でカットになることもあるので、昔のスチール写真はあまり信用しない方がいいですね。
最近ではスチールよりも「予告編詐欺」が横行しているので、それにも注意が必要です。
本編とは違う編集で、本編には無いような会話があたかもあったかのような仕上げになっていたり、音楽や酷いときはセリフまで別のシーンのものと差し替えてあったりするので、予告編を見て予断を持って見ると、えらい目に遭うことがあります。(-_-)
【余談2】某解説サイトでは本作のレイティングを「R」と書いてありました。これは公開当時の基準と表記で、今なら R15+ に相当します。