アップリンク京都 シアター２にて。
約30分の短編映画で、入場料は800円均一でした。
2020年スペイン映画。
原題：The Human Voice
監督：ペドロ・アルモドバル
原作：ジャン・コクトー 戯曲「人間の声」
出演：ティルダ・スウィントン
恋人に別れを告げられたばかりの女性を主人公に、彼女が繰り広げる電話での会話劇だけで物語が展開します。ちなみに台詞はすべて英語です。
最初、赤いドレスを着た女【写真】、黒服の女が出てきますが、ストーリーは青い服を着て、犬を連れた女性が手斧を買って帰るところから始まります。ベッドには男物の服が広げられ、主人公は「彼」の帰宅を待ちながら段々と荒れていきます。
そして、ついに男からの電話が・・・。
いやー、ティルダ・スウィントンの会話（片方だけ）で話が展開されるのは面白いですね。
【余談】途中で部屋のセットの俯瞰ショットがあったり、彼女や犬がセットの外をうろうろしたりするシーンもありましたが、いまいち意図が不明です。
また、冒頭の赤いドレスの女や黒服の女のシーンはこのセットの裏側（外）で撮影されたようです。
