MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『大坂城物語』 14:10

シネ・ヌーヴォにて。
東宝特撮映画と大坂城」特別上映の2本目です。

1961年東宝作品。
監督:稲垣浩
原作:村上元三
出演:三船敏郎(茂兵衛)、平田昭彦(薄田隼人正)、市川團子霧隠才蔵)、香川京子(阿伊)、志村喬片桐且元)、田崎潤(筒井是界坊)、香川良介(伊丹屋道幾)、久我美子(小笛)、山田五十鈴淀君)、岩井半四郎豊臣秀頼)、藤田進(榊原勝康)、上田吉二郎(道具屋主人)、他。
関ヶ原の戦いで家族を失った浪人・茂兵衛はふとしたことから、謎の女・阿伊や、薄田隼人正、伊丹屋道幾らを中心とする、徳川と豊臣の戦いを避けようとする一派の動きに巻き込まれる。
【追記】星由里子は千姫役でしたが、ストーリー展開上と、オールスターキャスト作品ということもあり、出番がほとんど無かったですね。また、通訳役の天本英世は相変わらず怪しいオジサンでした。(^_^)
【余談】作中で徳川方の使者として登場した榊原勝康ですが、史実ではこの後、20代半ばで亡くなっているので、演じるのが藤田進では歳が違いすぎますね。(^_^;)
【余談2】本作で平田昭彦が演じた準主役の薄田隼人正(兼相)ですが、史実では冬の陣で浪人衆を率いて博労ヶ淵砦を守備しながらも陣を抜けて遊女と戯れている間に、砦を徳川方に落とされたという笑えないエピソードを持つ人物です。(^_^;)