MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』<PG12> 9:20

f:id:MAROON:20220122115927j:plain
京都シネマ シアター3にて。

2021年ドイツ映画。
原題:Ich bin dein Mensch
監督:マリア・シュラーダー
出演:ダン・スティーブンス(トム)、マレン・エッゲルト(アルマ)、他。
楔形文字の研究者アルマは資金を稼ぐため、ある企業が実施する極秘実験に参加することに。彼女の前に現れたハンサムな男性トムは、初対面にも関わらず積極的に彼女を口説いてくる。そんなトムの正体は・・・。
誰かが某CMをもじって「そこに愛はあるんか?」と言ってましたが、予めプログラムされたアルゴリズムに従って動作するアンドロイドの愛情表現は誰のものなのか?というのが問題ですね。あくまでもプログラマーのものを演じているだけじゃないのか?という懸念(疑念)は消えないですね。アンドロイドがAIによる学習で成長していったとしたら、それは「彼」自身のものなのか、あくまでもプログラマーのものなのか、難しい問題ですね。
【追記】アルマが指摘していたように自分に完璧に合わせてくれるな存在になり、それに依存してしまうと普通の人間とのコミュニケーションに支障を来すという懸念がありますね。また、このアンドロイドの利用者が増えすぎたら、生物としての人類存続が危うくなりそうです。