MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『キネマの神様』 14:30

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引き続き、TOHOシネマズ二条 スクリーン9にて。

2021年「キネマの神様」製作委員会作品。
監督・脚本:山田洋次
原作:原田マハ
出演:沢田研二(円山郷直=ゴウ)、菅田将暉(若き日のゴウ)、永野芽郁(若き日の淑子)、野田洋次郎(若き日のテラシン)、北川景子(桂園子)、寺島しのぶ(円山歩)、小林稔侍(寺林新太郎=テラシン)、宮本信子(円山淑子)、リリー・フランキー(出水宏監督)、前田旺志郎(円山勇太)、志尊淳(水川)、松尾貴史キャメラマン・森田)、広岡由里子(淑子の母)、北山雅康(借金取立人)、原田泰造(家族の会主催者)、片桐はいり(常連の女性客)、迫田孝也近藤公園、豊原江理佳、渋谷天笑、渋川清彦、松野太紀、曽我廼家寛太郎、他。
松竹映画100周年記念作品。
“映画の神様”を信じ続ける男の人生と、彼を取り巻く人々との愛や友情、家族の物語を描いた作品です。
主演の志村けんさんが新型コロナ感染症で亡くなられたので、製作中止かと思われましたが、中断の後、志村さんの代わりを沢田研二さんが務めて、映画の完成にこぎ着けた作品です。
しかし、ユーザーレビューは高評価と低評価に完全に二分されていますね。
もっとも、低評価の人には原作との違いを問題にしている人がいますが、そこは「原作と映画は別物」と考えるべきだと思いますけどね。
個人的には山田洋次監督作品は合わないので、どうかな?と思っていましたが、やはり「うーん」という感じですかね。
まず、若き日のゴウは酒や賭け事というのが言葉だけで、全くそういう風に見えないので、説得力が無いですね。
あと、これは予告編詐欺なんですが、予告には若き日の淑子さんのセピア調の写真が出てきたので、てっきり現代では亡くなっているんだと思っていましたが、元気でしたよ。(宮本信子さん!)
その他、怪我で松竹を退社とか、帰郷するゴウを淑子が追いかけていく、とか色々と「それは無いわ」という展開にちょっと???状態でした。
個人的には桂園子役の北川景子さんは良かったんですけどねぇ。
【追記】脚本コンテストのくだり、普通は応募できるのは「未発表作品」に限られているのでは?
なので、製作中止になったのを現代風にアレンジしたとはいえ、あれはアカンのやないかな?
【余談】宴会(?)でゴウが東村山音頭を歌っていましたが、あれはやはり元々志村けんさんがキャスティングされていたからなのかな?