MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『鯨神』 10:30

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九条のシネ・ヌーヴォにて。
生誕100年を記念して行われている『映画監督・田中徳三』の特集上映より。

1962年大映作品。
監督:田中徳三
原作:宇能鴻一郎
出演:本郷功次郎(若き漁師・シャキ)、勝新太郎(流しの鯨漁師・紀州)、藤村志保(シャキに恋焦がれる貧家の娘・エイ)、江波杏子(鯨名主の娘・トヨ)、志村喬(鯨名主)、他。
村人が鯨神と恐れるその鯨に父と兄を殺された若き漁師・シャキは、鯨神への復讐を誓う。
【余談】当時の大映作品らしく、主人公・本郷功次郎と対立する敵役・勝新太郎という構図はどの映画でも同じですね。(^_^)
【追記】ラスト、村に医者がいないからと、本人の言うままに、浜辺に置いた鯨神の頭の横に放置するのはどうかと思います。また、片手、片足を骨折しているからと、棺桶みたいな箱で運ぶのはどうなの?普通は戸板でしょ。
妹の許嫁が漁師をやめて村を出て医者になる勉強をするというくだりがあったので、てっきり彼が医者として戻ってくるのかと思っていましたが・・・。
【余談2】そもそも、漁師たちが鯨神に遭遇するたびに大勢亡くなりますが、海に投げ出されたぐらいで死んじゃうんですかね? 漁師なら泳ぎは得意では?