高槻アレックスシネマ スクリーン７にて。
2021年「Arc」製作委員会作品。
監督：石川慶
原作：ケン・リュウ
出演：芳根京子（リナ）、寺島しのぶ（エマ）、岡田将生（天音）、鈴木咲（ハル）、倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫、他。
遠くない未来。
息子と別れ、放浪生活を送っていたリナは、遺体保存施術の仕事に就く。一方、エマの弟・天音は遺体保存技術を発展させた不老不死の研究を進めていた。
リナと天音は不老不死の処置を受け、永遠の命を得たのだが・・・。
うーん、結局は不老不死に人間の心が耐えられなかったというところですかね？ 確かに施術を受けなかった身内が自分より先に死んでいくというのは孤独感が募っていくでしょうね。リナの「なんで（施術を）受けなかったの？」という問いが心に響きました。いったん施術を受けても、その後でその効果を止めることって出来るんですかね？
ところで、もし全員が不老不死の施術を受けたら人口は増えるばかりなのかな？ この施術を受けても病気にはかかるんでしょうかね？ ガンとか・・・。そうだとしたら、そういった致死性の病気や不慮の事故以外では人は死ななくなるんですよね？ 出生もコントロールされるにしても人口が爆発しませんかね？ それとも不老不死になると子孫を残さねばという生殖本能が退化して、子作りしなくなるのかな？（謎）
