https://www.asahi.com/articles/ASP573GT5P4ZPTJB00F.html
大津市の県道交差点で２０１９年、右折車と直進車が衝突し、巻き添えで保育園児ら計１６人が死傷した事故で、遺族と負傷者の家族計１１人が７日、自動車運転死傷処罰法違反（過失運転致死傷）容疑で書類送検された直進車の女性（６４）の不起訴処分を不服として、大津検察審査会に審査を申し立てた。
遺族や負傷者のご家族の心情は理解できますが、『速度超過もなく「刑事責任に問える過失は認めがたい」』という検察の判断は妥当だと思いますね。また、起訴されたとしても有罪にできる（過失を立証できる）かどうかは何とも言えないです。
これが車同士の事故であれば、直進車にも過失はありますが、それでも１対９程度で右折車の過失が大半になるんじゃないかと思います。なので、衝突の結果、人身事故に至ったとしても直進者側の過失は１－２割程度だと思われます。
【追記】記事には負傷者の家族の話として「過失がゼロというのは納得できない」という声が掲載されていますが、「過失がゼロでないからすべて起訴される」というものではないと思います。
