MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『博士と狂人』 12:50

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引き続き、シネ・リーブル梅田 シネマ3にて。

2018年イギリス=アイルランド=フランス=アイスランド合作映画。
原題:THE PROFESSOR AND THE MADMAN
監督:P・B・シェムラン
原作:サイモン・ウィンチェスター
出演:メル・ギブソン(ジェームズ・マレー)、ショーン・ペン(ウィリアム・チェスター・マイナー)、ナタリー・ドーマー(イライザ・メレット)、エディ・マーサン(マンシー)、スティーブ・クーガン(フレデリック・ジェームズ・ ファーニヴァル)、ジェニファー・イーリー(エイダ・マレー)、ジェレミー・アーヴァイン(チャールズ・ホール)、デイヴィッド・オハラ(チャーチ)、ヨアン・グリフィズスティーヴン・ディレイン、他。
「オックスフォード英語大辞典」の誕生秘話を映画化した作品です。
貧しい家に生まれ“学士号を持たない学者”と、エリートながら“殺人を犯した元軍医”が、辞典づくりという壮大なロマンを共有し世界に冠たる辞典の礎を築くまでを描いています。
OEDと言えばσ(^_^)でも名前ぐらいは知っている有名な辞典ですが、それが市井の学者を中心とするメンバーによって成し遂げられ、しかも協力者にアメリカ人の殺人者がいたというのも驚きでした。
おおむね好評価が多いようなんですが、辞典の編纂の話とマイナーの収監と許し、そして解放の話は別にできなかったのかな?と思います。辞典編纂における守旧派(?)との軋轢とその克服などをもっと描いてほしかったですね。