https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202003030000656.html
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、独演会を中止していた桂文枝（76）は3日、「人生初」の無観客独演会を開くことを決めた。文枝は4日に大阪・なんばグランド花月で独演会を開き、目標のひとつだった「創作落語300本目」をネタ下ろし予定だったが、いったん中止。その後協議を重ね、文枝は同世代に「笑って免疫力を高めて」との思いを込め、無観客開催を決意した。
今朝のニュースでもライブハウスでの公演が中止になったバンドが、ライブハウスで無観客で演奏して YouTube でライブ配信し、コメントに対して返事するなどの交流を行ない、寄付を募るという活動を行なった結果、「何とか赤字にならずに済みました」と報じられれていました。
文枝師の場合にどういう対応をするのか不明ですが、劇場の使用料や鳴り物や裏方のスタッフへの支払いなどかなりの経費が掛かるはずなので、それを文枝師が自腹でふたんするのか、興行側も一部負担するのかなどの詳細は不明です。
ただ、「無観客」だと演じていても反応が無いので、大変だと思いますね。昔はスタジオ収録の落語のレコードなんてものもありましたが、笑い声もないシーンとした落語は聴く方も辛いんですよね。落語の無観客独演会ってどうなんだろうな、と思いました。
【関連報道】
- 桂文枝、創作300作独演会中止「いずれどこかで」（日刊スポーツ 3月1日）
