天満天神繁昌亭にて。
新作ネタ下ろしの「できちゃったらくご」のメンバーによる特別企画で、各々の師匠のネタに挑戦します、という会です。
この日の演目は次の通りですが、個人的にはやはりあやめさんの「船弁慶」を楽しみにしています(^_^)。
- ご挨拶/全員(7分)
- 交渉人山寺瓢吉/笑福亭たま(17分)
- 最終電車/月亭遊方(23分)
- 原始人だあ/旭堂南湖(14分)
- 花嫁御寮/桂三風(23分)
- 中入り
- 宿題/桂三金(23分)
- 船弁慶/桂あやめ(32分)
最初に全員が舞台に登場し、出番を決めるじゃん拳を始めましたが、6人なので中々決まらず、そのたびに遊方さんが、「待った、待った」と止めて水入り(?)。数度繰り返して、ようやく出番がきましました。(^_^;)
さて、『交渉人 山寺瓢吉』はシュールな噺だと思っていましたが、『原始人だあ』はそれ以上にシュールでしたね。落語と較べると地噺的な芸であるはずの講談なのに、ほとんどがセリフ、しかも意味不明(?)で構成されていましたからね(^_^;)。
文枝門下のお二人は師匠が作った、いわゆる創作落語の中からの選択でした。
一番楽しみにしていたあやめさんの『船弁慶』はちょっと早口かなと思いましたが、楽しませてもらいました。ただ、雷のお松の演出はやはり男の噺家向けだなと改めて思いました。女性であるあやめさんがあの通りの演出でやるとちょっと変な感じですね。