https://digital.asahi.com/articles/ASL8W4K9VL8WULFA00Q.html
車輪の間の幅を変えて新幹線と在来線の両方を走れる新型車両フリーゲージトレイン（ＦＧＴ）について、国土交通省は２７日、北陸新幹線（東京―金沢―新大阪間）への導入を断念する方針を与党側に説明した。ＪＲ西日本から２４日に導入断念の意向について報告を受けたという。
結局長崎新幹線に続き、北陸新幹線でも導入断念となりました。
岡山から新幹線を山陰や四国へＦＧＴで乗り入れさせるという案もありましたが、これで実現の可能性は低くなったということですかね？
ところで、「耐久走行試験では２０１４年に車輪と軸受けに２４カ所の摩耗痕が見つかる」って「車両の欠陥」なんですかね？ 消耗が激しいだけということではないのかな？ まあ、頻繁に部品交換が費用だと維持管理コストが嵩むという問題はありますが・・・。
この他にも近鉄が京都〜橿原神宮前〜吉野にＦＧＴを走らせる構想を打ち出していますが、実現するでしょうか？ もっとも近鉄の場合は狭軌区間は速度もそんなに出せないので、台車などへの負荷は新幹線に比べるとかなり小さいとは思います。
また、大阪市内を走る（であろう）なにわ筋線（関空連絡）は狭軌となる予定なので、阪急が連絡線を建設する場合、ＦＧＴを導入して既存の路線に直通させることが検討されるかもしれません。基本は狭軌専用車両を導入して十三などで乗り換えるようにするのだと思いますが・・・。
