MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

第5回桂しん吉独演会 18:00

天満天神繁昌亭にて。
今日の演目は次の通りでした。

二葉さんの『つる』は初めて聴きましたが、よく受けていましたね。前座さんの時にはほとんど笑いが無いという会もよくありますが、なぜか彼女は受けがいいようです。
『マル子』は現時点の状況とは会わなくなっているそうで、しん吉さん曰く「鉄道古典落語」だそうです。新作の場合、あまりに現在の事情に特化した内容にすると、二三年で古びてしまうので、後世まで反って残りにくいようです。いわば使い捨てのネタになってしまいます。新作とはいえ、時代を越えて生き残る噺ができるといいですね。
『高津の富』は初演だそうですが、これから色々としん吉さんらしさを出していってほしいです。
ゲストの南天さんのネタは『阿弥陀池』でしたが、随所に独自の工夫を入れて爆笑ネタに仕上げていました。ただ、トリの前はあまり派手に受けるネタはしない方がよいという意見もあるようです。
『狐芝居』はタイトル通り芝居を題材にした噺ですが、サゲが気が利いていていいですね。師匠の吉朝師が演じたのを見たことがありますが、芝居の素養も必要な噺です。しん吉さんもなかなかの好演でしたが、より一層仕上げていってほしいです。