http://digital.asahi.com/articles/ASHBW64R4HBWUCVL01B.html
公立図書館の貸し出しにより本が売れなくなっているとして、大手出版社や作家らが、発売から一定期間、新刊本の貸し出しをやめるよう求める動きがある。背景には、深刻化する出版不況に、図書館の増加、サービス拡充もある。本を売る者と貸す者、相反する利害のはざまで、出版文化のあり方が問われている。
「増刷できたはずのものができなくなり、出版社が非常に苦労している」。10月半ば、東京都内で開かれた全国図書館大会の「出版と図書館」分科会。図書館関係者が多くを占める会場で、新潮社の佐藤隆信社長が、売れるべき本が売れない要因の一つは図書館の貸し出しにある、と口火を切った。
では貸し出しを抑制したらその分購入が増えるかというと、若干は購入しようという人もいるでしょうが、「お金を払ってまでは読まなくても・・・」という人の方が多いのではないかと思います。
CD や DVD の違法コピーがなくなれば、その分がすべて正規品の購入に結びつくかと言えば、そうでもないようですしね。それと同じではないかと思います。
私も求職中、平日の空き時間に図書館によったりしましたが、「買っておいて置くスペースもないし、また売りに行くぐらいなら図書館で借りようか」というような動機でした(^_^;)。本当に読みたいけど図書館にはない、または貸し出しの順番待ち、または本当に好きな本で手元に置きたい、というような場合には買いますが・・・。